睡眠時無呼吸症候群の検査について
まずは外来受診をして頂きます。
現在お飲みになっているお薬がございましたら、
お薬手帳や薬剤情報提供書又はお薬をご持参下さい。
医師の問診・診察を受けて頂きます。
簡易検査は、患者様のご自宅で簡便に検査することが出来ます。
就寝前に、呼吸の状態を記録するためのカニューラ(鼻に付けるチューブ)と血液中の酸素濃度を
測定するためのプローブ(手の指先に付けるクリップ状の器具)を装着します。
測定機器は、利き腕と反対の腕に「腕時計」のように装着しますので、自由に寝返りをうったり
夜間トイレにも行くことが出来ます。
翌朝、お目覚めになったら検査終了となります。
検査結果は約2週間程のちにわかりますので、外来受診をお願いします。
○この簡易検査の一部負担金(会計お支払額)は約2,800円
(3割負担の方)です。
なお、健康保険の種類などにより変動がございます。詳しくは会計窓口まで
おたずね下さい。
簡易検査の結果、睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、精密検査を受けて頂きます。
精密検査はPSG(終夜睡眠ポリグラフ)といい、入院して検査を行います。
ほとんどの場合一泊二日の入院となります。
PSGでは、睡眠の状態(眠りの深さ、ノンレム睡眠)や呼吸状態、いびきの発生頻度、
足の筋肉の動き、睡眠中の身体の向き(体位)、血液中の酸素飽和度を経時的に記録していきます。
この検査は、身体に多くのセンサーや測定機器を装着して眠って頂きます。
コードが多く、煩わしい感じがしますが痛みは全くありません。
また、こんなにセンサーやコードがあると眠れないと感じる方もいらっしゃると思いますが、ほとんどの患者様が直ぐ眠りに着くことが出来ていますのでご安心下さい。
検査の流れについて